長野県松本市の鍼灸院(しんきゅういん)
お城のにし治療院の杉野です。
今日からブログを書くことにしました。
私は鍼灸師、あん摩・マッサージ・指圧師をしています。
現在56歳です。42歳の頃から様々な病気になり生死を彷徨いました。
47歳の時に左目を失明して、右目は10回以上の手術を受けてなんとかまだ少し
見えています。
視覚障害者になり以前の仕事が出来なくなり、50歳で松本盲学校に入学して3年間
はり、お灸、あん摩、マッサージ、指圧
東洋医学、西洋医学を学び国家資格を取得しました。
卒業後すぐにお城のにし治療院を開業し、日々臨床に励んでおります。

若い頃の不摂生により、40代の初めに特発生拡張型心筋症という病気になりました。
当時は5年生存率54%、10年生存率36%という治る見込みの少ない難病でした。
その後も糖尿病、脳梗塞、という大きな病気になり、視力を失う事になりました。
まだ幼い子供を抱えてそれまでやっていた仕事を失い絶望していました。
しかし、盲学校に入り東洋医学を学び自分自身が鍼灸治療を受け完全ではありませんが、
健康を取り戻しました。
そんな私が今思うのは、健康こそが、何よりの宝という事です。
どんなに多くのお金を持っていても、病床から離れられない状態よりも
健康である事の方が大切だと思うようになりました。
お身体の不調で悩んでおられる方、一人でも多くのそういった方のお役に立ちたい
心からそう思い、日々の臨床に励んでおります。
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