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私が鍼灸師に
なった訳
私が鍼灸師になった理由
私は中学生の時バスケットボールをしていました。その頃から時々ぎっくり腰になりました。その後、松本県ヶ丘高校のバスケットバール部に入りましたが、腰の痛みが強くなりバスケットボールを続ける事が出来ませんでした。
仕事をするようになっても腰痛に悩まされました。
時々ギックリ腰になり、立つ事も出来ずトイレに行く時は、廊下をはって動いていました。
腰痛をなんとかしたく、整形外科へ行くとレントゲンでは異常がなく、湿布と飲み薬を処方され、酷い時にはブロック注射をしてもらいました。
しかし私の腰は治りませんでした。
整骨院、整体、マッサージ、カイロプラティック等本当に様々な治療を受けました。評判が良いと聞くと遠くまで施術を受けに行きました。
けれども、少し良くなるだけで治る事はありませんでした。
針がよいと聞いた事もあったのでしが、怖がりの私は、
「えっ針? 身体に針を刺すの? 痛そう、怖い、絶対に嫌だ!」
針だけは、怖くて絶対に行きたくないと思い受けた事がありませんでした。
そんな私が針を初めて受けたのは50歳の時でした。
47歳で視覚障害者となり、それまでやっていた仕事が出来なくなりました。
3年間仕事を探しましたが、視覚障害者で出来る仕事は全く見つかりませんでした。市役所、ハローワークに相談したところ盲学校へ入り、はり師、きゅう師
あん摩マッサージ指圧師の資格を取り鍼灸マッサージ師になる事をすすめられました。
盲学校に入学して勉強を始めたのですが、また腰が痛くなり実技が出来ず見学ばかりしていました。
病院に行っても治らず困っていると盲学校の先生が私に針をしてくださいました。
初めて受けた針
「あれ? 針 痛くない! ちょっとチックとする時もあるけれど驚くほど
痛くない。」
先生の施術が終わるとびっくりの結果でした。
「腰の痛みがかなり無くなっている! 前にかがんでも痛くない!
腰を動かす事が出来る!!!」
今まで本当に多くの種類の施術を受けて来ましたが、針の治療効果は別格でした。針の効果の即効性に驚きました。その後も時々腰が痛くなるのですが、鍼灸治療を受ける事で酷くなる事はありません。
40年近く悩まされた腰痛から解放されました。
鍼灸(しんきゅう)はり お灸は痛そうで怖いと敬遠して来たのですが、もっと早く鍼灸の治療を受けていれば良かったのにと今は思います。
私のようにはりが怖いと思っている方は大勢おられます。
お身体の不調に悩んでおられても鍼灸は怖くて嫌だから受けたくない
これはもったいないです。
はりやお灸は怖いものではありません。
ぜひ一度鍼灸を試してみて欲しいです。
鍼灸の雑誌「ハリトヒト」さんに取材していただきました。
下記のリンクよりご覧いただけます。
治療院の待合に掲載雑誌も置いてありますので、ご覧になってください。